管楽器専門店ウィンズラボの社長ブログ

富山県の管楽器専門店です。お得な中古情報やイベントなどを発信していきます!!
2017年07月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2017年09月
TOP修理 ≫ ヘコ出し修理

ヘコ出し修理

チューバ2s

チューバ修理のビフォー&アフターです。県外のお客様からご依頼いただきました。
マグネットツールでの修理をご希望されていましたが、ここまでヘコミが大きいものは、やはり分解しないと難しく、ハンダ分解しての修理となりました。今回は1番管の補強板もかなりヘコミがひどいため、この補強板も分解。実は、これを外すと元に戻すのが結構たいへんなんです。修理代も外すか外さないかで、かなり違ってきます。
修理代を抑えるため、小さいヘコ出しはマグネット工具(管の中に鉄球を入れて、管の外から地球で1番強いと言われるネオジム磁石の大きな物を当ててずらしたり引っ張ったりして直す工具)を使用。上の写真のようなヘコミだと、マグネットでは難しく、通常のヘコ出し作業になります。

■修理工程
1.ハンダ分解
 ・ベル
 ・1番管
 ・1番管補強板
 ・マウスパイプ他
 ・他ヘコ出しに必要な部分
2.ハンダ除去作業
 分解した部分の古いハンダを取り除き、ハンダ組立作業をやりやすくする作業。
3.管内掃除
 ヘコ出しする管の内側の異物があれば取り除く。
 異物やこびりついたものがあると、それが原因でさらにヘコができることがあるため。
4.各部ヘコ出し
 ・ベル胴
 ・ベルフチ
 ・ベル1番管
 ・ベル1番管補強板
 ・主管抜差補助管(チューニング管から第4ロータリーに入る管)
 ・2番管
 ・他、細かい部分
 ・ハンダ付けのし忘れがないかチェック
5.組立作業
 ・分解された部分を組み立てて、位置を決める。
 ・ずれては困る管を1部分ハンダ付けして固定。
  (修正ができるよう一部分だけ)
 ・位置が決まったところで、少しずつしっかりハンダ付けしていく。
 ・今回ロータリー調整はしていないが、必要なら行う。
 ・W/Kコルク、バネ交換
6.ハンダ部分の洗浄
 ハンダ付けした時のフラックスの酸を取り除く
7.全体の磨き
8.吹奏テスト

チューバ2-as
(1番上の写真の修理後)

チューバ3s  チューバ3-as
(上の写真の反対側)

チューバ分解1s チューバ分解s

以上の修理で、5万円前後の修理代がかかります。
ただし状態によっては、お安くなることもありますし、10万円以上かかってしまうこともあります。お近くの管楽器専門店で見てもらえば、どの位かかるかお見積もりしてくれると思います。当店のお近くの方で修理をお考えの方は、いつでもお気軽にいらして下さい。
修理 | Comments(0) | Trackbacks(-)

Comment













非公開コメントにする