ヘコ出し Before-After

楽器修理のBefore-After(修理前-修理後)です。
落としたりして楽器がへこんだり曲がったりすると、金属の硬さが変わり音の響き方も変わります。音が変わるってどういうふうに変わるの?と聞かれることがありますが、それはわかりません。修理後かえって良く響くようになったという方もいますので、悪い影響だけでもなさそうですが、へこまさないことにこしたことはありません。楽器は大切に扱いましょうね。
学校の楽器だと、へこんでも直さないでそのまま使っている事が多いと思います。できれば直してあげたほうがいいです。そのままにしていると、へこんでるからと乱雑に扱われがちになります。みるみるうちにボコボコになっていきます。
不注意による落下等の修理代は、学校によってはその生徒さんにお支払いいただいているところもあります。そうすることによって、楽器の扱いが変わったという学校もあります。その辺りは学校さんで考えることですが、要は楽器の扱い方が良くなれば、ずーっと使えるし修理代も減ります。この楽器の扱いについて、一度生徒さんと話し合いをするのもいいかも。
もう1点、以外に無頓着なのが衛生面。実際の楽器の中は、ばい菌だらけです。ケースもばい菌がいっぱいいます。これについては後日掲載したいと思います。

SAXベルヘコ修理前

              

SAXベルヘコ修理後
ベルから床に落ちてベルフチが曲がり、管も変形。またベルト本体をつなぐ支柱も管に食い込んでいました。他キイがたくさん曲っており、大修理。ベル、本当は交換した方が楽なんですが、部品代だけで7万円もするので・・。

SAXストラップリング修理前

              

SAXストラップリング修理痕
ストラップのフック部分が金属だと、この部分がいつかはこうなって切れてしまいます。交換しかありません。

TP修理前

              

TP修理後
このトランペットも練習中に誤って落としてしまったようです。ベルの先と他の部分も凹んでいました。この位のヘコだと、シルバーメッキの楽器だと修理後ほとんどわからなくなりますが、ラッカーだと筋が残ってしまいます。

テーマ : 吹奏楽
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ウィンズラボ 谷口

Author:ウィンズラボ 谷口
石川県出身。陸上自衛隊でトロンボーンを吹く。退職後ホテルマン、ガードマンなどの仕事をするが、その後楽器修理の専門学校へ。グローバル、ミヤザワフルートにおいても研修。東京のヤマハ特約店に勤務後、平成元年富山県の管楽器専門店に就職する。平成6年に退職し独立、現在のウィンズラボを立ち上げる。

FC2カウンター
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR