管楽器専門店ウィンズラボの社長ブログ

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モルディブ 6月30日  (レポート最終)

7-30JICA支所
(向かって左から、豊田さん、私、福井さん/JICAモルディブ支所にて)

【6/30 (Sun) ・スケジュール】 
08:30 JICAモルディブ支所・音楽分科会の隊員との意見交換会
10:30 モルディブ教育省訪問・報告
11:30 JICA事務所への報告
13:00 音楽分科会の隊員とのワークショップ反省会及び協議
14:00 楽器修理
20:00 マレ市内の楽器店を訪問
21:00 マレ空港
23:30 (Japan 03:30) マレ空港から出発

【7/1 (Mon) 】
08:00 (Japan 07:00) シンガポール到着
09:30 (Japan 08:30) シンガポール出発
17:30 成田到着
19:00 東京駅到着・宿泊

【7/2 (Tue) 】
11:00 東京駅出発
15:00 高岡駅到着

  *  *  *  *  *  *  *

いよいよモルディブ最終日。午前中はモルディブ教育省に行き、今回の報告とこれからのことについてお話しさせていただきました。JICAには、音楽隊員派遣前の研修に楽器修理実習も加えてはどうかということ。モルディブ教育省には、現地の方を技術研修のため、日本に派遣していただきたいとお願いしてきました。なかなかすぐというわけにはいかないようですが、もっとも現実的なのが、赴任前の隊員へ技術研修を行うことではないかと思います。

報告が終わった後は、また事務所に戻り少し残っている修理をしました。でも全ての修理を完了させることはできませんでした。簡単なものは今回のワークショップで習った指導者、そしてJICA福井さんに任せます! 1台だけ、ここでは直せないものを持ち帰ることにしました。日本で修理後、モルディブへ訪問する方に持っていってもらいます。

派遣されてから1週間はあっという間。なかなかできない貴重な経験をさせていただきました。この経験を踏まえて、今後の活動に活かしていければと考えています。

最後に、今回の派遣に際して、たくさんのパーツやマウスピースなどでご協力いただいた皆様、そしてJICAの皆さん、モルディブでお世話になった方々、他の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

■JICA北陸ホームページでの記事
・北陸の力を世界に!富山県の楽器店オーナーが南の島モルディブでワークショップを行うワケとは?
・モルディブでワークショップを開催!-谷口さん(富山県)の報告
・モルディブでワークショップに参加!-山本隊員(石川県)の報告
■北日本新聞webun記事 (北日本新聞web会員のみご覧いただけます)
・モルディブで楽器修理 JICA派遣・谷口さん(富山)

モルディブ教育省にて-1
(教育省での報告の様子)

マレの楽器店で
(マレの楽器店へ・中央の方が社長さん)

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(首都の港の近く)

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(市場)

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(お見送りに来てくれた皆さん・この後出発)

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(モルディブでお世話になったJICAの高木さんと)

新聞記事
(北日本新聞記事・クリックすると拡大します)
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モルディブ 6月29日

7-29WS16
【6/29(Sat)・スケジュール】
08:30 JICAモルディブ支所・ワークショップ準備
09:00 Hiriya School到着・ワークショップ準備及び楽器修理
14:00 ワークショップ開催 (2日目)
17:00 Closing Ceremony 終了式
19:30 モルディブ派遣隊員との懇親会
22:30 ホテル着
6月29日はマレでのワークショップ2日目です。2日目は、JICA隊員の福井さんと豊田さんがメンテナンス講習をしました。自作のテキストを作成して、受講者に日頃の手入れの仕方を講習と実習を行い、日頃の手入れと楽器を丁寧に扱うことの大切さを指導されました。
私は朝から楽器の修理を行ない、午前中は指導者の方々に、自由参加で修理している様子を見学していただきました。質問も多く、高度な技術を必要とする修理方法については、説明のみ。比較的簡単なものについては、修理をしながら説明をしていきました。モルディブでは英語も通じるのですが、通訳を隊員らと現地のユムナさんとミミさんにも手伝ってもらって、何とか説明していくことができました。
7-29Hiriya School 修理3
(修理中の様子1)

7-29Hiriya School 修理2
(修理中の様子2)

ワークショップ後半は、各学校の演奏を披露しあいました。日本のようにコンクールもなく、またコンサートの機会もほとんど無い国なので、今回のワークショップでは参加者にとって本当に有意義なものになったのではないでしょうか。最後には福井さんと豊田さん、そして開催校であるHiriya Schoolの先生との演奏も披露されました。
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(交流演奏会の様子)

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(左からHORN豊田さん、中央EUPHのYauqubさん、右SAX福井さん)

モルディブのバンド数ですが、首都マレで約15校、その他のいろいろな島に15校程あるようです。合計人数は600名程ではないでしょう。卒業生(経験者)はたくさんいますが、一般バンドはありません。軍にも1つバンドがあり、50名以上いるようです。打楽器は、ティンパニやチャイム、シロフォン、マリンバ、ビブラフォンなどはなく、マーチング形式のバンドがほとんどです。もしかしたら、この子供達の中にも優れた才能の持ち主がいるかもしれませんが、世界的なプロの音楽家が出てくることは難しいかもしれません。
今回は管楽器の修理のみ。でもピアノはどうなっているのか・・。聞いてみたところ、首都の学校にピアノは2台あるそうです。ただ調律師がいないので、放ったらかし状態で、音程すらとれないピアノになっているそうです。物的な供与はあっても技術がないのでは、あまり意味が無い。何とかできないものだろうか・・・。
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(修了式)

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(左から、スリランカJICA隊員山本さん、スリランカ教育省からの方、私、豊田さん、福井さん)

今日はモルディブ最後の夜。明日の夜、いよいよ日本に帰ります。ワークショップ終了後、片付けをしてから首都の中華レストランで、モルディブに派遣されているJICA隊員との懇親会を開いて下さいました。滞在中の食事が、ほとんどサンドイッチやパン、ピザなどのデリバリーだったので、この夜の食事は最高に美味しかった。
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(モルディブ最後の夜・JICA隊員との懇親会)
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モルディブ 6月28日

7-28WS6

【6/28(Fri)・スケジュール】
08:30 JICAモルディブ支所・ワークショップに関する協議
10:00 Hiriya School到着・ワークショップ開催及び楽器修理
14:00 ワークショップ開催 (1日目)
18:00 1日目終了・2日目の準備
22:30 ホテル着

6月28日は、首都マレでのリペアワークショップを行いました。日中の開催でアッドゥよりは長く時間が取れ、余裕を持って実施することができました。とはいえ、半日で完全に修理をマスターすることは無理ですが、簡単な修理や応急処置はできるようにしたかった。ワークショップの内容は次の通り。

■リペアワークショップ・タイムスケジュール
 1:45~2:00pm オリエンテーション
 2:00~3:30pm 金管楽器の修理講義と実演・実習
 4:00~5:30pm 木管楽器の修理講義と実演・実習
 5:30~6:00pm 打楽器の手入れとチューニング方法

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7-29WS1
  
《金管楽器の修理》
 ①マウスピースが抜けない (金管全般)
 ②ピストンの蓋が回らない (ピストン楽器)
 ③抜差管が抜けない (金管全般)
 ④スライドの修理について (トロンボーン)
 ⑤ハンダ付け (金管全般)
 ⑥消耗パーツの交換 (金管全般)
 ⑦ヘコ出しについて (金管全般)
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7-29WS9

《木管楽器の修理》
 ①パッド交換
 ②コルク交換
 ③キイ調整
 ④その他の修理について
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7-29WS12
7-29WS11

《打楽器の修理》
 ①ヘッド交換
 ②各部パーツの手入れ
 ③チューニング方法
  チューニングの方法については、JICAスリランカ派遣隊員、山本朗子さんに行なっていただきました。
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4時間にわたるワークショップだったにも関わらず、参加者の皆さんは熱心に聞いてくださいました。またたくさんの質問もあり、リペアへの関心の深さをうかがえます。この国にはリペアマンがいません。楽器店はありますが、楽器店の方も修理はほとんどできません。楽器店の方が修理をマスターしていただくのが良いのかと思っていましたが、全ての学校が1つの島にあるわけではありませんので、もし修理するとなっても持っていくだけで大変なようです。やはり学校の先生方が修理を行えるようになる事が1番良いようです。
今回受講された先生で、是非日本で修理の勉強をしたいと言ってこられた方がおりました。誰かがしっかり勉強し、それを自国に帰って教える。これが1番ベスト。しかし、渡航費、滞在費がかかります。はたして実現できるかどうか・・。
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モルディブ 6月27日

アッドゥシティ
(アッドゥ(ガン島)の航空写真・Google Mapsより)

【6/27 (Thu )・スケジュール】
09:00 Feydhoo School到着・楽器修理
11:00 Feydhoo School修理終了・出発
12:30 ガン空港出発
14:00 マレ空港到着
15:00 JICAモルディブ支所・ワークショップ開催準備及び楽器修理
21:00 日本語教室訪問
22:00 マレ市内の工具店へ・工具調達
23:30 宿泊ホテル・House Clover着



フェイドゥスクール3日目。11時まで修理をしました。全て修理できそうになかったので、簡単な修理に関しては隊員や現地の方にやってもらうことにして、少し難しめのものをやっていきました。11時校長先生にご挨拶してタクシーに乗り込み空港へ向かいます。とても小さな島なので、学校から空港までは10分もかからない。到着するやいなや変な集団が・・。(失礼) たまたま同じ島に来て、体育のワークショップを行ったJICAの隊員達でした。リコーダーと歌で迎えてくれ、そして見送ってくれました。
7-27飛行機
(ガン国際空港前)
7-27アッドウホテル外観
(ガン国際空港)

モルディブの地図ですが、本当に小さい島の集まりなので、地図上でもほとんど確認できません。右上の島はスリランカです。丸印の上は首都で下の丸印はアッドウ(ガン島)です。今回はこの2ヶ所に行きました。アッドゥからマレに戻る際、赤道通過証明書をいただきました。
アッドゥ地図

さあ、再びマレへ移動です。今回はお昼の移動で、しかも晴天。移動中ずーっと窓の外を見ていました。とても綺麗な環礁が続いていて、この素晴らしい地球の美しさや雄大さに感動しました。何てきれいなんだろう。
アッドゥからマレへ3
アッドゥからマレへ2
アッドゥからマレへ1
アッドゥからマレへ4
7-27海1
7-27海2
7-27飛行機内

マレに到着後、JICAモルディブ支所へ。明日と明後日のワークショップの準備。皆様からいただいたパーツやメンテナンス品をきていただいた学校さんに分けました。夜食事後、日本語教室を見学させてもらいました。小さな子供達が福岡県に訪問予定ということで、一生懸命挨拶などの勉強をしていました。教えているのは26歳のモルディブの女の子、ユムナさん。とても日本語が上手で、今回通訳でもお世話になりました。
日本語教室1
日本語教室2

夜、食事するため市内のお店に出かけました。そこで食べている時に島中が停電に。暗い中で携帯と走っていく車とバイクの光を頼りに食事をしていました。1時間以上復旧しなかったのではないでしょうか。その後、22時頃工具屋さんに再び工具調達に出かけました。

この国はイスラム教国家で、1日に5回お祈りの時間があります。人々は礼拝の時間になると仕事の手を休め、モスクなどでお祈りをします。また、お祈りの時間中はすべてのお店がクローズしてしまいます。ちょうど今の時期、ラマダンといって、日の出から日没までの間、断食をして、水、食べ物を一切口にしません。日没から日の出までは、いくら食べてもいいようです。私は1ヶ月断食だと聞いた時、1ヶ月間飲み食いしないのかと思っていましたが、そんなことしたらたぶん生きていけないですよね。
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モルディブ 6月26日

7-27カフェ
(学校近くのカフェで昼食)

【6/26(wed)・スケジュール】
09:00 Feydhoo School到着・楽器修理
20:00 ワークショップ開催 (2日目)
21:45 Closing Ceremony 終了式
22:00 終了・後片付け
24:00 ホテル着



フェイドゥスクール2日目。ホテルからタクシーで約10分で到着。すぐに楽器修理開始。今日も夜8時からワークショップがあり、いろいろな島から集まってきた各学校の演奏披露の時間もあります。このように各学校が集まって演奏する事はほとんどないようで、とても良い機会になったのではないでしょうか。演奏会では、皆ちょっと緊張した面持ちで演奏にのぞんでいました。

ここでちょっとモルディブ共和国についての事を。
■正式名称  モルディブ共和国
■国家  Gaumee Salaam
■面積  298平方キロメートル
■首都  マーレ
■島数  1,190
■住民居住島  200
■リゾート  88
■人口  298,842人
■時差  日本時間から4時間引いた時間がモルディブ時間。
■貨幣  モルディブ・ルフィア(Rf)・ラーリ(La)
■電力  240AC
■ビジネスタイム
 政府、役所 7:30~14:30 日曜日~木曜日
 銀行 8:00~13:30 日曜日~木曜日
 その他商店など 8:00~17:00 土曜日~木曜日
■民族性  モルディブ人
■宗教  1153年にイスラム教に改宗して以降、イスラム教を国教としている。
■言語  シンハラ系言語ディベヒ語が公用語。また、英語も広く通用する。
■服装
女性の場合、イスラム教国なので、肌の露出はあまりしない。
■飲酒
モルディブでは飲酒が禁じられている。
観光客はリゾート島で飲酒可能。

少し授業の様子を見学させてもらいました。授業は現地語のディベヒ語で行わず、英語で行われます。モルディブでは小さい時から現地語のディベヒ語と英語の両方を話すように教えられます。教育に関しては、日本は遅れている気がしました。日本でも英語の勉強は、せめて小学校からやるべきだと思いました。
7-26授業2
(授業風景)

7-26WS1
(英語を書く時は、みんなノートを横にして書いていました。ビックリ。)

モルディブの学校教育についてですが、モルディブは識字率が非常に高い国です。モルディブでは、初等教育、中等教育、高等教育という教育スタイルをとっています。中学校を卒業すると、ケンブリッジ大学のIGCSCの試験を受験します。この後に提携のあるロンドン大学に留学する者も、モルディブの高等教育に進学する者も、その他の海外の大学に進学する者などがいます。このモルディブの高等教育機関では、海外の様々な大学と提携し、管理会計、金融、情報テクノロジー、法律、看護、地域保健、教育、観光、ホスピタリティ、エンジニア、など様々な学問を学ぶことができます。
7-26授業3
(授業風景)

日中は楽器の修理、そして午後8時からワークショップ開催です。この学校は二部制のため、ワークショップやバンドの活動が夜しかできません。先生や生徒さんらは、船に楽器を載せてこの島にやって来ました。日本での移動手段はバスやトラックですが、この国はほとんど船です。
CIMG017
(他の島の生徒らは船で移動)
CIMG0173
(楽器を持って続々と降りてきます)

午後8時からワークショップ2日目です。今日はコンサート主体です。各学校が練習してきた曲を発表しました。下の写真、1番右下のピンクの服を着た方が校長先生です。まだ30歳代だとのことです。コンサートの後は修了式を行い終了です。夕食をほとんど食べておらず、終了後のサンドイッチはとても美味しかった。
7-26WS2
(コンサート前)
7-26授業1
(コンサート中)
7-26WS3
(コンサート中)
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モルディブ 6月25日

Feydhoo School 1
(Feydhoo School)

【6/25(Tue)・スケジュール】
09:00 Feydhoo School到着 (福井隊員配属先)
09:15 校長先生・CADETの先生にご挨拶
09:45 楽器修理・メンテナンスワークショップに係る協議
10:30 楽器修理
20:00 (20:00-22:00) ワークショップ開催 (1日目)
22:00 1日目終了
23:30 ホテル着



6時起床、宿泊ホテルのEquator Villageは、一応リゾートホテルのようですが、新しいリゾートがあるため、ほとんどの観光客は別のリゾートに行くようです。ここはマレのホテルと同じく1泊8000円程です。他のリゾートは1泊4万円とか6万円とか・・。このホテルでは朝食だけはしっかり食べれました。
アッドゥホテル2
(ホテルのプール)
アッドゥホテル1
(ホテルの横にある海)

福井さんは青年海外協力隊員として、この学校に派遣されております。通常任期は2年ですが、少し延長予定だそうです。豊田さんはモルディブの北の方の島に派遣されております。豊田さんは6月までの任期でしたが、今回のワークショップのために延長しました。つい数日前に任期満了し、日本に帰ってきております。今回は、このお二人の尽力により実現したといってもよいでしょう。
Feydhoo School 前にて
(Feydhoo School・向かって右は福井さん、左は豊田さん)

マウスピースが取れない。ピストンの動きが良くない。ハンダが外れているなど、日本でも同じような故障が多い。こちらの学校の楽器は中国製のものがほとんどで、ヤマハも時々ありますが1割にも満たない。でも何かヤマハを見ると妙に安心してしまった。
Feydhoo School 修理
(学校での修理の様子)

モルディブのテレビ局が取材にやって来ました。翌日モルディブの全国放送で流れました。この島の帰り、飛行場のおっちゃんに「おーっ、楽器のなんやらかんやら~」と呼ばれました。ディベヒ語、わかりませーん。
Feydhoo School テレビ取材
(モルディブのテレビ取材)

Feydhoo School WS-6
(ワークショップの様子)
Feydhoo School WS-7
(ワークショップの様子・子供達も一緒に)

ワークショップでは短い時間でどこまで伝えられるか・・。それでも実演、体験してもらいながら進めて行きました。質問も多く出て、関心の深さがうかがえました。時間もかなりオーバーしてしまいましたが、この国の方々は平気みたい。夜型のようです。昼デリバリー、夜もサンドイッチだったので、すごくお腹すきました。きっと少し痩せました。(現在はまた戻ったみたいです(^_^;))
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モルディブ 6月24日

空港の海
(マレ空港の前の海)

【6/24(Mon)・スケジュール】
08:30 JICAモルディブ支所・事務所内協議
10:30 モルディブ共和国教育省・表敬訪問
11:15 音楽隊員との協議・ワークショップ開催準備
14:00 マレ市内の工具店へ・工具調達
17:00 マレ空港出発・ガン島(アッドゥ)へ
18:30 ガン国際空港到着
19:30 宿泊ホテル・Equator Villageチェックイン
21:00 Feydhoo Schoolのバンド練習見学
23:00 ホテル着



次の朝6時過ぎに起床。部屋の廊下へ出るとかなり暑い! すぐに汗がジワーッと出てくる。朝食はJICA体育分野で同行の若井さん(以前モルディブで2年青年海外協力隊員)が、近くでパンを買ってきてくれて、コーヒーと一緒に食べました。その後JICAモルディブ支所へ行き、池城所長にご挨拶。10:30教育省を表敬訪問。

それからマレ市内の銀行へ行き、ドルからルフィアへ両替。昼食を食べてから、ワークショップに使用する工具、部材を調達するためマレ市内の工具屋さんにでかけました。日本では、工具を揃えることはそんなに難しいことではありませんが、モルディブではかなり困難だと聞いていました。いくら修理方法を学んでも、工具が準備できず修理できないのでは何の意味もありません。なるべく現地で用意できるものを使って修理することを考えました。

(マレ市内の工具店)

お昼は市内のカフェで食事を。店内暑かったです。そこで飲んだウォーターメロンジュース、とても美味しかった!
ウォーターメロン2
(市内のカフェで)

夕方、モルディブ最南端のガン島へ移動します。再び船に乗って空港へ移動し搭乗手続き。国内移動の場合は、そんなにチェックも厳しくない・・と思いきや、体育の荷物にチェックが入ってしまいました。ボールを持ってきていたようで、空気を抜いてほしいとのこと。
マレから空港へ
2,kut
(首都マレから空港へ船で移動)

移動の飛行機は50人程のプロペラ機。とてもエンジン音が大きい。途中環礁が見れるかと思いましたが、少し経つと日が暮れてきました。1時間半程でガン島(アッドゥ)に到着。まずはホテルにチェックイン。
飛行機
(国内線の飛行機)

夕食を食べたあと、ワークショップ会場の1ヶ所目の学校へ行って、バンドの練習を見学させてもらいました。指導しているのはこの学校へ青年海外協力隊員として派遣されている福井さんです。福井さんは名古屋の出身でマーチングで有名な高校へ行っておりました。サックス吹きです。練習後、コンビニ?に寄っておやつをちっょと購入。そしてホテルへ戻りました。
アッドゥ練習
(Feydhoo Schoolの練習風景)
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モルディブへ向け出発 6月22日・23日

チャンギ空港2
(シンガポール・チャンギ国際空港)

【6/22・Sat】
13:00 高岡出発
09:00 成田到着・宿泊

【6/23・Sun】
08:45 成田空港出発ロビー・待ち合わせ
11:10 成田空港出発
17:30 (Japan 18:30) シンガポール・チャンギ国際空港到着
21:30 (Japan 22:30) シンガポール出発
22:10 (Japan 02:30) モルディブ・マレ国際空港到着
24:00 (Japan 04:00) 宿泊ホテル・House Cloverチェックイン

6月22日モルディブへ向け、まずは成田へ。成田前泊です。モルディブき100%イスラム教徒のため、しばらくお酒と豚肉とはさよならです。ビールだけ1杯いただきました。23日朝、成田空港で待ち合わせです。ただ一緒に行かれる方とは面識がないため、ちゃんと会えるかどうかちょっと心配していましたが、無事お会いすることができました。その後、円をドルに変え、搭乗手続きをしました。スーツケースには工具類も入っており、また若干20kgをオーバーしていましたが問題なく手続き終了。無事、成田を出発しました。

シンガポール、チャンギ国際空港到着。トランスファーのため4時間程空港内で滞在。すごく広い空港なので、いろんなお店を見て回りました。美味しそうな水餃子があったので、1つ注文して食べました。USドルで払ったら、おつりがシンガポールドルで返ってきました。ここでしか使えないみたい・・。

マレ空港-到着
(モルディブ共和国マレ国際空港・飛行機からタラップを降りて入国審査へ)

シンガポールからモルディブ・マレ空港までは約4時間、少し眠りました。なんせ朝起きてからモルディブのホテルに着くまで、約20時間。移動も結構大変です。飛行機から出るなり、ムワーっとジメジメ暑い空気が。モルディブは年中30度位だそうです。マレ空港にはJICAモルディブ支所の調整員高木さんと音楽隊員の福井さん、豊田さんが迎えに来て下さいました。マレ空港は、空港だけの島のため、首都までは船で移動します。モルディブは1190の島からなり、そのうち住んでいるのは200島、総人口は約30万人です。そのうち首都には10万人以上住んでいます。その首都は外周6km程の小さな島です。空港の島の面積とほとんどかわらない。そこに10万人以上とは・・。船は車のようなもので、なくてはならない生活の足です。無事、宿泊するホテルに着きチェックイン。6時間程眠りました。

マレ航空写真
(首都マレと空港の航空写真・Google Mapより)
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♪モルディブ共和国へ

マレ地図
(モルディブの首都マレ・外周が約6km・Google Mapより)

■楽器修理でモルディブへ訪問
6月23日から7月1日まで、JICA(国際協力機構)の情操教育(音楽分野)調査団として、モルディブ共和国へ訪問し、楽器修理及びワークショップを行なってきました。皆様に海外の開発途上国の現状を知っていただくため、今回のモルディブでのレポートを、何回かに分けてアップしてまいりたいと思います。

今回の技術者派遣は、長年ボランティア隊員が希望していたこと。楽器はあっても楽器の状態が良くなく、音楽を指導する以前の状態だったのです。楽器は車と同様、必ずメンテナンスや修理調整が必要になってきます。その修理技術者が、モルディブにはいなかったのです。現在、音楽隊員としてモルディブの学校へ派遣されている福井さんから昨年相談を受け、その実情を知りました。そして、毎日のように修理の方法をメールでやり取りしました。文章だけではなかなか伝えきれず、福井さんが帰国した際、わざわざ当店まで足を運んで修理を学びにきてくれました。そんな経緯もあってのモルディブ派遣でしたので、私も実現できて本当に嬉しかったです。

実際に訪問して楽器を拝見しました。やはり想像していたとおり、あまり状態の良いものではありませんでした。実際に使用している楽器も壊れたまま吹いている状況。購入してからそう年月が経っていないものは、比較的状態が良かったのですが、それでも完全な状態ではありませんでした。

モルディブには楽器店が4店ありました。そのうち1店が管楽器を扱っております。ただ、パーツや小物なども発注しても用意できなかったり、手元に届くまで数ヶ月かかるようです。今回のプロジェクトにおいて、個人の方々や日本のメーカー各社から、たくさんのパーツなどを無償でご提供いただき、たくさんのパーツや手入れ用品、またマウスピースやリガチャー、スティックなどが集まりました。本当にありがとうございました。この場をかりて、ご協力いただいた皆様に心からお礼を申し上げます。

今回の目的は、できるだけたくさんの楽器を直すこと、そして楽器修理の方法をモルディブのバンド指導者に教えるということでした。ワークショップに参加した方々には、パーツなども差し上げました。モルディブでは入手しにくいハンドトーチは、3個しか持っていっておりませんでしたので、音楽隊員2人と、今回ワークショップに参加してくれた楽器店の方にお渡ししてきました。補充用のガスに関しては、国内で容易に入手できました。

さて、修理のワークショップですが、当然数時間ですべての楽器の修理技術が身につくわけがありません。応急処置程度ではないかと思います。しかし、今後何かわからないことや困ったことがあれば、メール等で相談をすることを約束してまいりました。また、ワークショップに参加して下さった指導者の方で、日本にきて修理技術を学びたいという方もでてきました。できればその方々にしっかりと技術を教え、自国へ戻って技術を継承していってほしいと願っております。

この楽器の問題は、実はモルディブだけが抱えていることではなく、開発途上の国のほとんどが同じような問題に悩まされております。今回スリランカから参加の方からもお話しを聞くことができましたが、やはり同様のことをおっしゃっておりました。

帰国前、JICAそしてモルディブ教育省への報告会では、今回の現状報告とこれから課題や要望などをお話しさせていただきました。JICAの方には、音楽隊員派遣前の研修に楽器修理実習も加えていただきたいという事。教育省には、現地の方を技術研修のため日本に派遣できないかということ。ODA(政府開発援助)で技術協力ということも提案してみたが、音楽分野ではなかなか難しいようです。やはりもっとも現実的で効果的なのが、赴任前の隊員へ技術研修を行うことではないかと思います。

【ご協力いただいた方々、また企業の方々】

《個人》
 ■リード、マウスピースなどのご提供
 ・石田 様
 ・金森 幸一 樣
 ・川原 祐輔 様
 ・川原 恵様
 ・小林 様
 ・小林 愛華 樣
 ・酒井 拓哉 様
 ・澤村 樣
 ・戸辺 麻未 様
 ・鈴木 昌季 樣
 ・田中 歩茉 樣
 ・田畑 康志 様
 ・寺林 沙紀 樣
 ・濱田 朋子 樣
 ・松木 聡 樣
 ・福田 昌範 樣
 ・山口 浩司 樣
 ・吉野 礼子 樣

■モルディブ共和国国歌 スローヴァージョン楽譜作成
 ・山口 景子様 (作曲家)

 ■編曲
 ・タケウチ ヒロカズ樣

《企業》
 ■修理パーツ、リード、マウスピース、楽譜、スティックなどのご提供
 ・ウィンズサポート 樣
 ・ウィンズスタイル 樣
 ・株式会社開進堂楽器 樣
 ・株式会社グローバル 樣
 ・コマキ通商株式会社 樣
 ・株式会社セントラル楽器 樣
 ・株式会社トウキョウ・ミュージック・サプライ 樣
 ・株式会社ドルチェ楽器 樣
 ・新見楽器株式会社 樣
 ・株式会社ノナカ 樣
 ・株式会社ビュッフェ・グループ・ジャパン 樣
 ・株式会社プリマ楽器 樣
 ・株式会社マックコーポレーション 様
 ・株式会社ミュージックエイト 樣
 ・株式会社ミツエス 樣
 ・株式会社山野楽器 樣
 ・株式会社ヤマハ 樣
 ・リペアスタジオ 樣
 ・株式会社ワールドフロンティア 樣

  (50音順)
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モルディブ共和国国歌・スローヴァージョン版楽譜

モルディブ国歌

モルディブ共和国の子供たちが、スローヴァージョンの国歌(たぶん演奏用)を聴き、それを演奏したいということで、作曲家の山口景子さんが、その国歌の音源を元に楽譜にして下さいました。素晴らしいです!
楽譜がないので困っているというお話しを山口さんにしたところ、私で良ければお手伝いさせてくださいという嬉しいお言葉をいただきました。それから、なんと数日で完成させてくださいました。この楽譜を、早速メールでモルディブに送りました。あちらに行った際、この楽譜で演奏が聴けるといいな。

山口景子プロフィール ~Keiko Yamaguchi~
1974年、富山県生まれ。4歳よりピアノ、13歳より和声学を学ぶ。小学4年より、ブラスバンドクラブでトロンボーンを始めたことを機に吹奏楽生活をスタート。15歳のとき、富山県青少年音楽コンクール作曲部門最優秀賞を受賞する。同じく15歳のとき、カワイ音楽コンクール富山県大会ピアノ部門Aコース第1位を受賞する。富山県立高岡商業高等学校在籍中に3年間、全日本吹奏楽コンクール全国大会に出場。1993年、東京音楽大学音楽学部音楽学科、器楽(ユーフォニアム)専攻入学。大学在籍中、主科ユーフォニアムの他、副科でピアノと作曲を専攻。現在は、作曲・編曲活動を展開中で、特に編曲部門では、ドレミ楽譜出版社から管楽器アンサンブル、室内楽のジャンルを中心とした自身のアレンジ曲集が、延べ20冊以上発売されており、コンサートのプログラムにも多く取り上げられている。

~出版楽譜~(アレンジ曲集):全てドレミ楽譜出版社より出版
 ♪「結婚式・パーティーで使える フルートとヴァイオリンのためのデュエット曲集」
 ♪「結婚式・パーティーで使える ピアノトリオのための小品集」
 ♪「結婚式・パーティーで使える ソプラノ・デュエットのための歌曲集」
 ♪「コンサート・コンテストにも使える フルート/アンサンブル曲集~デュオからカルテットまで~」
  など

~出版楽譜~(作曲作品) 
 ♪「コンサートマーチ ~遥か~」(吹奏楽曲:CAFUAレコード)

山口景子さんのホームページ
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